M-Bus

M-Bus (Meter-Bus)M-Bus(Meter-Bus)は遠隔検針のヨーロッパ規格です(EN 13757-2、EN 13757 3)。M-Busはシリアルバスで、マスター/スレーブアーキテクチャを採 用しています。M-Busマスターは、ネットワーク上の複数のスレーブ(メーター)に対しデータを要求できます。マスターからスレーブへのデータ転送 は電圧変調方式、スレーブからマスターへは電流変調方式で行われます。M-Busの機器はバスパワーにすることができます。バスパワーにできるノー ドの最大数は、M-Busトランシーバーによって異なります。

M-Bus対応のLOYTECデバイスはM-Busマスターであり、M-Busメーターを接続するには外部トランシーバーが必要です。M-Busデータポイントは、オ ンラインネットワークスキャンを行うか、オフラインで以前作成されたM-Busデバイステンプレートを使用して作成できます。M-Busデバイスへのプ ライマリアドレスの割り当てには、コンフィギュレーターツールを使用します。M-Busデータポイントは、警報管理、スケジューリング、トレンドログ記録 (履歴データ記録)のASTTM機能にも対応しています。特に履歴データ記録と周期的なポーリングについては、M-Busメーター用に最適化されてい ます。